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[ No. 44 ] 新年に思う〜2012〜

2012/01/07

あけましておめでとうございます。

昨年の日本は正に未曾有の国難にさらされた一年でした。
今後は被災地の復興、原発の停止に向けて、政治も一人一人も真剣に一丸となって対処していかなければならない時期に入りました。

NHKの大河ドラマは「平清盛」だそうですが、奇しくも「平家物語」の冒頭にある、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり…」を思い浮かべました

この世のものは全て移り変わっていき、わずかの間もとどまっていないという仏教の根本思想を痛感しています。

栄えた者も必ず衰えるという自然の理法を表し、万物は流転して、同じ状況を保っていることはない。

日本全体が閉塞感に陥っている中、当院は今年も基本に忠実な、人間関係を大切にした医療を行ないます。

今年もよろしくお願いたします!!

※写真は診療室から見た駅前の今日の様子です。
辻に立つ修行僧のそばでピースしているのは誰でしょう?

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[ No. 41 ] 講演しました―12月18日

2011/12/19

昨日12月18日、日本アスレティック医科学協会主催セミナーで「アスリートこそ歯が命」と題して、1時間半ほど講演をしました。
・パフォーマンスアップへマウスガードの使用
・マウスガードとは?その材料、種類、なぜ必要なのか、装着の効用、正しい使い方、スポーツパフォーマンスとの関係など、マウスガードの実情について等を話しました。

会場には数十人の若いトレーナーの皆さんが参加して下さり熱心に耳を傾けていただき感謝感激です。
終了後数人のトレーナーからマウスガードとスポーツパフォーマンスとの関係についていくつか質問がありトレーナーの方のご意見やお考えを拝聴できスポーツ歯科は現場に直接携わるトレーナー、コーチの皆さんとの交流が大切であると痛感した次第です。
今後も機会ある毎により良いマウスガードの改良、普及、啓蒙に努めたいと思います。

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[ No. 39 ] 今年は日独交流150周年の年!

2011/10/22

日本とドイツの友好関係は、1860年秋に、プロイセンの東方アジア遠征団が江戸に到着し、1861年1月24日に修好・通商・航海条約を締結したのが礎となっていますが、その後、両国はお互いに重要なパートナーとして様々な交流が生まれ、共通の価値観を持ちながら歩んできました。
今年はその記念すべき150周年の年となり、2010年10月16日に東京横浜独逸学園でのせレモニーを皮切りに多彩な行事や催しが進行中です。
 
物心ついた頃から、ドイツが大好きだった私にとって、今年はことのほか、ドイツに関係する行事に出席したり、ドイツ人の方々との交流や友好を深める年となりました。

写真は、去る9月27日にドイツ大使主催の「サマーフェスト」に招待された際、駐日ドイツ連邦共和国大使
フォルカー・シュタンツェル閣下と、大使公邸で撮影したツーショットです。

大使は、日本語が大変ご堪能で、私の拙いドイツ語で会話しなくても大丈夫なので、意思の疎通ができました。
ホームページへの掲載についても快諾していただきました。心より感謝しています。

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[ No. 37 ] 診療室のBGM@ワルター・クリーンのモーツァルト

2011/08/26

私が最も好きなピアニストの一人にワルター・クリーンがいる。恐らく20世紀最高のモーツァルト弾きであった。夫人が日本人と言うこともあってか、親日家で何度か来日し、N響と共演してモーツァルトの協奏曲の名演を残している。
また、私が敬愛しているハンス・ホッターの来日公演に同行して伴奏を務めた。ホッターとはシュトラウスの歌曲のCDが残っている。
さらに、晩年には、NHKの趣味百科という番組で、「ピアノでモーツァルとを」というタイトルで、レッスンと演奏を披露している。

残念なことに、1991年に63歳で亡くなってしまったが、VOXレーベルにかなりの録音を残している。

今回は、その中からCD化されたモーツァルトのピアノ協奏曲選集(写真)から、第23、24、26、27番を
診療室のBGMで流しているが、オーケストラが決して一流とは言い難いので残念だが、それ以上にクリーンのピアノの音色の美しさ、エレガントで、細やか息使いが聴こえてきて、何度聴いてもさわやかな感動を覚える、恐らく星の数ほどあるモーツァルトのピアノ協奏曲の中でも、最高の名演と言っても過言ではないだろう。

クリーンについては、いずれ改めて述べてみたいと思う。

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[ No. 36 ] ディヌ・リパッティの「告別リサイタル」B

2011/08/20

ところでシューベルトの二曲の即興曲は、リパッティが残した唯一のシューベルトとして大変貴重な記録であるばかりか、この曲の稀有の名演であり、その秋の空のように澄み切った、何の穢れもない淡々とした演奏に私はいつも聴くたびに涙するのである。

それは死を目前とした悲しみの涙ではない。青春の真っただ中を死と向かい合いながらも、決して暗くならず、常に真摯な態度で最後まで音楽に奉仕する姿に大いに涙するのである。特に変ト長調の主題の、歌曲を思わせるレガート奏法は、深い祈りと感謝の気持ちにみちみちている青春の音楽として、永遠に語り継がれる名演である。

なおこのレコードはフランス国立放送によって収録されていたものを、リパッティ未亡人及びブザンソン音楽祭理事会の好意によって、1958年2月にイギリスで発売された。

なお最近著作権切れで、様々なレーベルからCD化されているが、私が愛蔵しているのは、その時のオリジナルコロムビア盤である。当然のことながら、音質は大変素晴らしい。CDと違い、ことのほか中音域が充実している。

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[ No. 35 ] ディヌ・リパッティの「告別リサイタル」A

2011/08/12

この日のプログラムは、バッハのパルティータ第1番、モーツァルトのイ短調のソナタ、ショパンのワルツ集(全14曲)、であったが。
このうちバッハ、モーツァルト、ショパンは別にスタジオ録音盤も残っていてディヌの代表的な名盤として流布している。

ところで、ショパンのワルツ集は、ブザンソンでは第2番が欠けている。先の夫人の手記によると、もはやディヌには全14曲を弾きとおす気力、力は残されていなかった為、代わりにバッハのコラールを弾いて彼自身の神への祈りにしたとある。ただ、この時のコラール歯なぜか録音されていないので、恐らく演奏上のトラブルか何かがあって省かれたのかもしれないが、真相は明らかではない。

*写真は、私が所有している
「告別リサイタル」の初出LP盤、英コロムビア33CX−1499,1500、で当然のことながら、CDとは比べ物にならないくらいの素晴らしい音質である。

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[ No. 34 ] ディヌ・リパッティの「ブザンソン告別リサイタル」

2011/08/12

クラシック音楽界において、おそらく20世紀最大の損失と言われているものの一つに、ディヌ・リパッティの死が挙げられよう。1950年12月2日、わずか33歳の若さで白血病で他界した、ルーマニアが生んだ天才ピアニスト、ディヌ・リパッティ。
彼が残した録音媒体は少ないが、その全てが珠玉の名演であり、かけがえのない人類の遺産と言えるものである。

私もその全てを、SP盤からCDにいたるまで愛蔵し生涯の座右の宝として愛聴しているが、中でも「ラスト・リサイタル」と銘打った二枚の英コロムビア盤(33CX-1499,1500)は、特別な意義を持つ貴重な記録である。

このレコードは、1950年9月16日、ブザンソン音楽祭における実況録音盤で、リパッティ最後の演奏である。

当日の演奏会の模様は、レコード裏面のライナーノートで、夫人のマドレーヌが寄せた手記(1957年2月2日付)に感動的に語られていて、一読に値する。
 当時、すでに絶望的な病状に陥っていたリパッティは、最後の力を振り絞って演奏会場の議会ホールへ到着したが、プローベを終えてホテルに戻ると発作が激しくなり、再三の医師や友人たちの演奏会中止の勧告にもかかわらず、彼は「私は約束をした。だから演奏しなくてはならない。」と言い張り、数多くの注射によってようやく持ちこたえ、本番にこぎつけたのだった。
 会場に着くと、聴衆の間から歓呼の声がわき起こった。もはやこの天才ピアニストの演奏を聴くことができるのは、これが最後であるという予感を聴衆の誰もが、いやがうえにも感じ取っていたに違いない。

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[ No. 33 ] 残暑お見舞い申し上げます。

2011/08/12

今年も連日猛暑日が続いておりますが、皆様にはお元気でお過ごしでしょうか。

特に今年は、節電の夏となりましたが、涼を感じるような様々なクール対策を考え、乗り切りたいものです。

ところで、当医院は8月17日まで、夏のお休みに入っております。

18日より平常通り診療いたします。

では、夏バテを起こさぬよう、体調には充分ご留意なさってください。

             院長  森 文彦

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[ No. 32 ] 電動麻酔器の導入

2011/07/29

歯科治療の中で患者さんにとって最も敬遠したい、恐いと感じるものの一つに麻酔があります。
腕の注射は我慢できても、口腔内に注射されるのは苦手という患者さんは少なくありません。
そこで電動注射器が開発され、現在数種類が臨床で用いられます。
当院でも以前から導入を検討していましたが、各機種で一長一短がありためらってきました。
さらに痛いと感じるのは要因があり、それを解決することで、かなり無痛に」近い治療ができるので、従来から用いられている手用の注射器で事足りる場合が多いのです。
したがって、当院では今後麻酔を全て電動注射器で行うことはいたしません。

※麻酔が痛い要因
・注射針の太さ
・針を刺すときのタイミングとテクニック
・麻酔液を注入する時の速度や圧力
・麻酔液の温度

電動注射器は電動で麻酔液が注入されるので、速度を一定に保つことができ、歯根膜に注射する時に、術者が腕が震えるほどの力が必要ないのでストレスが軽減されるという利点があります。
そこで、この度当院では速度がかなり自由に変えられる機種を導入しました(写真)。
ただ、全く痛みがないかと言えばそれは誇張した表現だと思います。
あくまでも痛みの軽減に限りなく近くなる機器と考えた方が良いでしょう。
麻酔も他の治療と同様に患者さんと医師との信頼関係が大切であると考えています

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[ No. 31 ] 音楽関係者とのご縁〜ピアノ調律師〜

2011/07/19

先日、ウィーン在住のピアノ調律師加藤嘉尚さんが歯の治療と拙宅のピアノ(グロトリアン)の調律をする為にご来院されました。

ピアノは一見家具のように思われがちですが、調律をしないと音がくるってしまいます。歯の管理と同様に定期的な調律が必要です。加藤さんの歯は私が管理し、私のピアノは加藤さんにお願いしているのですが、だいぶくるっていました。

加藤さんとのお付き合いはやはりハンス・ホッターのマスタークラスでお目にかかったのがご縁です。
加藤さんは現在ピアノ工房を持っていて、小生もウィーンに行く度にお伺いしておりますが、旧市街地にあり、かの有名なムジークフェラインザールの近くにあります。ピアノのことならなんでも相談に乗ってくれる気さくな性格の方なので、興味のある方はHPを覗いてみてください。

http://www.johans-klaviersalon.at

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